男性であれば、モテるために痩せようと思った経験は誰しもあるのではないでしょうか?
モテるためにする努力は、モテの理論も学ぶ、ファッションに気を使う、お金を稼ぐ、などなど…たくさんあると思います。
その中でも誰でも出来て、効果が感じやすいが、痩せる(モテる体になる)ことだと思います。
はっきり言って、太っていることは健康的にもモテ的にも百害あって一利なしです。ぽっちゃりが好きな娘がいることは事実ですが、ぽっちゃりしか好きじゃない娘は稀ですし、ぽっちゃりは嫌いな娘もいます。それでいてぽっちゃりでいることは、自らいつか出会う理想の女性を仕留める可能性を低める行為です。
藤沢数希さんの言葉を借りると、ヒットレシオ × 試行回数 = モテ(女を抱ける成功率)
つまり、仕留める確率× 恋愛する数 = モテということです。
ここで言う、『ヒットレシオ』をあげるために、男性はモテる理想の体型になるべきです。
どんな体型がモテるかは既にたくさんのデータがあります。
結婚あした研究所が行なった、『20代~30代の女性292人を対象にパートナーの体型に関する調査』によると、87.3%の人がパートナーに求める理想の体系があり、
- 痩せ→8.2%
- 細マッチョ→45.9%
- ふつう→30.2%
- ぽっちゃり→3.5%
- アスリート系マッチョ→10.6%
- その他→1.6%
とのこと。まぁ大抵の人が予想出来る結果ですね。
どう頑張っても身長は伸びませんし、整形やエステは膨大な時間とお金が必要です。
しかし、体型は比較的簡単に変えられます。今がどんな体型でも、1年程度の長期で見ればましな体どころか、女性に一目置かれるような体にすることも可能です。ライザップのビフォアーアフターなんかを見ても、短期でも劇的に変化しているのがわかると思います。
この記事では僕も実践して2週間で5kg痩せた、短期で痩せれるケトジェニックダイエット(糖質制限ダイエット)を紹介します。
目次
世に蔓延る様々なダイエット方法
世の中には実に様々なダイエット方法が蔓延っています。
Amazonで本の売れ筋ランキングを見ると、ダイエット本がたくさんランクインしています。痩せたい人の多さがうかがえます。
情報が多い故に、一体どんな方法が良いのかわからないと悩む人もいるでしょう。
ダイエットは、大きく分けて2つに分類されます。
- ケトジェニックダイエット(糖質制限ダイエット)
- カロリー制限ダイエット
長らくカロリー制限の方が主流でしたが、最近はケトジェニックダイエットもよく聞くようになりました。ただ、ダイエットの知識がない人がやっているケトジェニックダイエットはだいたい間違った方法で、正しい効果も得られてないと思います。
ケトジェニックダイエットとカロリー制限ダイエット、どちらが合うかは体質にもよります。長期的に見ると、どのダイエット方法も大差ない研究結果も多くあります。ただ、経験的に短期で痩せたいのであれば、ケトジェニックダイエットが圧倒的におすすめです。
ダイエットの基礎知識
まずはダイエットの基礎を学びましょう。ダイエットブログではないので、あまり込み入った話しはしませんが、ここで説明する内容は最低限知っておきましょう。
僕らは普段の生活で、エネルギー(=カロリー)を消費します。
- 通勤、仕事などで消費するエネルギーを活動代謝
- 食べたものの消化で消費するエネルギーを食事誘発性熱産生
- 呼吸をしたり、心臓を動かしたり、何もしなくても消費するエネルギーを基礎代謝
この3つを足したものが1日で消費するエネルギーになります。
基礎代謝は、年齢、体重、性別、筋肉量などによって決まります。
筋肉が多いほど、基礎代謝は多くなりますので、同じ年齢、体重、性別でも筋肉が多い人は食べても太りにくい体なのです。
過度に食べないダイエットが良くないのは、筋肉を減らしてしまうためで、筋肉が減ると少し食べただけで太る体(=痩せにくい体)になってしまいます。したがって、筋肉を減らさずに痩せるのがベストです。
1日の消費エネルギーをざっくり計算出来るサイトがあるので、計算してみましょう。
これで1日にどれくらいエネルギーを消費するかが分かったと思います。あとは摂取するエネルギー(カロリー)をコントロールすればいいわけです。
人は1kg痩せるために、7000kcal消費する必要があります。
例えば、1ヶ月で1kg痩せたい場合、7000kcal/30日=230kcalなので(摂取カロリー)-(消費カロリー)=-230kcal/日にすれば、1kg痩せます。
-230kcalは普段の生活からおにぎり1つ分くらい減らせばOKです。
お菓子やジュースなど余計なものを食べている人は、それを減らすだけでも-230kcalくらいは余裕でいきます。
急激なダイエットは体に良くないので、1ヶ月で-3kg減くらいを目安にやると良いと思います。ただし、ケトジェニックダイエットであれば最初の1ヶ月で5kgくらい簡単に痩せたりします。
1ヶ月で-3kgを目指す場合は、(摂取カロリー)-(消費カロリー)=700kacl/日になります。運動で700kaclを消費するのはかなり大変なので、ダイエットは食事制限ありきです。
最後に摂取カロリーについてです。
摂取カロリーは食べる量だけで決まるのではなく、何を食べるかも関係してきます。
エネルギーの元になる要素は、たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)の3つです。これらはどれも同じカロリーではなく、下記のようになっています。
- タンパク質(Protein)→ 1gあたり4kcal
- 脂質(Fat)→ 1gあたり9kcal
- 炭水化物(Carbohydrate)→ 1gあたり4kcal
脂質はタンパク質と炭水化物の倍以上あります。揚げ物を食べると太るのは、納得でしょう。ラーメン、チャーハン、餃子のセットなんて食べたら1500kclaくらい摂取することになります。マックのセットはだいたい1000kcal超えです。
たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)のバランス(PFCバランスといいます)を調整してあげるのがダイエットの鍵です。
筋トレガチ勢はこれを細かく計算して、計画通りに減量します。カロリー制限ダイエットは(摂取カロリー)-(消費カロリー)< 0にして痩せる方法です。
ケトジェニックダイエットに関してはカロリーは無視しても良いという意見も結構あります。では、これから本題であるケトジェニックダイエットの方法について解説していきます。
ケトジェニックダイエットの具体的な方法
検索エンジンやYouTubeで、『ケトジェニックダイエット』について調べると多くの情報が出てきます。特にYouTubeでは、筋トレガチ勢でフィジークなどの大会で結果を出している人たちが解説している動画も多くあるのでとても参考になります。
ここではケトジェニックダイエットの仕組み、食事、僕自身の経験について説明します。
ケトジェニックダイエットの仕組み
私たちの体は通常、糖質をエネルギーに変えて日々生活をしています。良いパフォーマンスを発揮するため、スポーツ選手はトレーニングの1.5~2時間前に糖質(米、パン、麺類)を取ります。
その糖質を極端にカットするのがケトジェニックダイエットです。
糖質を極端にカットした結果、体は脂肪をエネルギーにするしかなくなります。
しかし、脳は脂肪をエネルギーとして使えないために、脂肪をケトン体というものに変えます。そうすることで脂肪をエネルギーとして使えるようになります。
ちなみにケトン体はβ-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの3つの物質からできています。そしてこの『糖質ではなく、ケトン体をエネルギーとしている状態』をケトーシスといいます。まずこのケトーシスという状態に体を持っていく必要があります。
ケトーシスに入るためには、下記の割合を目安に食事を摂ります。
- 糖質:総カロリーの10%
- 脂質:総カロリーの60%
- タンパク質:総カロリーの30%
この割合を維持すれば、結構な量を食べても問題ありません。
僕の場合3000kcal/日を目安に摂り、週3で筋トレと有酸素運動をした結果、2週間で5kg落ちました。その間筋トレで扱う重量は落ちていないので、おそらく筋肉量は維持できています。
ケトーシスに入ったかどうかは、ケトスティックスを使うとわかります。
リトマス試験紙みたいなもので、Amazonで買えるので本気でケトジェニックダイエットをしたい人は購入してみてください。
ケトジェニックダイエットの食事
理想的なPFCバランスは糖質、脂質、タンパク質で6:2:2程度と言われています。それをケトジェニックダイエットでは1:6:3くらいにします。これがなかなか辛いです。
何が辛いかというと、まず油がキツい。
ただ、既に説明した通り、脂質は1gで9kcalあるため、そこまで量を増やさずとも総カロリーの60%は満たせます。
普段トレーニングをしていない人からすると、タンパク質の量も結構辛いと思います。
総カロリーを3000kcal/日に設定した場合、900kcalつまり225gのタンパク質を摂取しないといけない計算になります。体重の2倍でも多いのに、225gは体重の3倍です。全て食事から取るのは厳しいので、プロテインを使うことをオススメします。
僕が取っていた食事は肉、魚、野菜がほとんどです。それに加えて、MCTオイルを取っていました。
MCTオイルは普通のオイル(サラダ油やオリーブオイル等)よりも消化・吸収が早く、すぐにエネルギーになりやすいという特長があります。スーパーには売っていないことが多いので、Amazonなどで購入しましょう。
LOHAStyle MCTオイル ピュアオイル (450g) [中鎖脂肪酸100%] 液だれ防止キャップ
MCTオイルは無味無臭なので、コーヒーやプロテインに混ぜる人が多いです。
1日2,30gくらい摂れば良いでしょう。50gくらい摂る人もいますが、お腹を壊すことがあるのでご注意ください。
僕の場合、そこそこガチで筋トレをやっているので、下記のサプリも普段から取っています。ここまでする必要はないので、参考までに。
僕が感じたケトジェニックダイエットのメリット、デメリット
僕が感じたケトジェニックダイエットのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 空腹感が全然ない
- 1週目で即痩せるのでモチベーションが続く
- 食事後眠くならない
デメリット
- 慣れるまで油が辛くて気持ち悪くなる
- 頭が回らない
- 頭痛がする
僕が感じたものはこれだけですが、一般的にはデメリットとして、リバウンドしやすいことや、筋トレで扱う重量が落ちることもあげられます。
カロリー制限の空腹感に比べれば、確実に楽ですが、『やっぱり糖質って大切なんだな』と実感します。
ダイエット終了後は普通の食事に戻して大丈夫です。
また、ケトジェニックダイエットで痩せる最初の1,2kgは体から水が抜けただけなので、痩せたわけではありません。ケトジェニックダイエットを辞めてから、すぐに1,2kg増えるのも水です。
ケトジェニックダイエットは短期でやるものなので、長期的にゆっくり痩せるのには向いていません。2週間~1ヶ月を目安にやりましょう。
ケトジェニックダイエットが合うか合わないかは人それぞれで、やってみないとわかりません。僕は合わない方だと思います。それでも短期で痩せたかったら、絶対にケトジェニックダイエットだとは思っています。
モテるための体づくりはコツコツやりましょう
今回はケトジェニックダイエットについて説明しました。
普段から常に良い体型をキープしていれば、短期で痩せる必要はありませんが、そんなに意志が強い人ばかりではなく、太ってしまうこともあると思います。何らかの理由で短期で痩せたい人は、1度試してみてはいかがでしょうか?
モテる体を目指すのであれば、筋トレも頑張りましょう。女性は筋肉が好きです。筋肉は短期で見違えるようにつくことはありえないので、コツコツ頑張るしかないですね。just do it!!